「そもそもファイナンシャルプランナーって何?」
「どんな資格なの?」
「資格を取得する上でどんなことを学べるの?」
そんな疑問をお持ちの方へ向けてこの記事を書いています。
目次
こんにちわ、FPネコのぶっちゃと言います。2級・ファイナンシャルプランニング技能士、日本証券業協会・1種外務員資格を取得しています。
さて、今回は、ファイナンシャルプランナー(以下FP)は、一体どのような資格なのかについて書いてみました。
結論、一言で表すとFPは、「お金に関するスペシャリスト」です。
現在は、お金がないと生きていけない時代です。
「老後の資金ってどのくらい必要なのだろう?」
「年末調整って何?生命保険料控除?」
「つみたてNISAで投資始めてみたいけどなんか怖いな〜」
「いきなり相続されることになったけどよくわからないよ。」
など、日々の生活の中でお金に関する悩みが出てくることと思います。
そのような悩みに対してサポートしてくれるのがFPになります。
この記事を最後まで読んでいただけると、FPがどのような資格なのか理解することができます。
ぜひ、最後までご覧ください(^.^)
ファイナンシャルプランナー(FP)とは?
FPはFinancial Plannerの略語になります。
Financialの意味は・・・金融の、会計上の、金銭面のなど
Plannerの意味は・・・立案者、計画者など
つまり、Financial Plannerは、金銭面の計画を立てる人という意味になります。
結婚する、子供の教育資金を作る、家を買う、生命保険に入る、老後資金をつくるなど生活していく中でお金は必要です。
現在、「人生は100年時代」とも言われています。
長い人生の中で、しっかりと計画を立てながらお金を使っていくことが大切です。
しかし、計画を立てると言っても、簡単ではないと思います。
金融関係、税金面、住宅関係、保険、年金などの知識がなければ効率が悪く、時には大きな損失を被ることになるかもしれません。
そこで、効率よく人生設計をしていくためのサポーターが必要であり、その存在がFPになります。
FPの資格を取得すると、住宅ローン、年金、生命保険、資産運用、不動産、相続など幅広い分野の知識を身につけることができます。
各分野については後ほど詳しくご説明します。
FPの資格は、独立したFP、銀行、保険会社、証券会社など様々な業種で活躍している資格です。
もしくは、業としてではなく生活していく中で最低限のお金の知識を身につけるために取得する人も増えてきています。
僕も、その中の内の1人として2級・ファイナンシャルプランニング技能士を取得しています。
ファイナンシャルプランナー(FP)の種類
FPの資格には大きく分けて2種類あります。
1つ目は国家資格である「FP技能士」
2つ目が民間資格である「AFP、CFP」
FP技能士は3段階に分けられていて、3級、2級、1級の順番で難易度が上がっていきます。
また、FP技能士は、一度合格すると一生涯の資格となります。
AFP、CFPはそのまま2段階で、AFP、CFPの順番で難易度が上がります。
FP技能士と違ってAFP、CFPは合格後も定期的な更新が必要となります。
「AFP、CFP」は簡単に言うと、「FP技能士」と比べて、より実践向けの資格です。
しかし、3級FP技能士でも、生活していく上では充分に役に立つ知識を身に付けることができます。
勉強するにつれて、どんどん興味が湧いてきてスキルを上げていきたいと思った方は、1級FP技能士、CFPまでぜひ目指してみてください!
資格として何を学ぶの?
ここからはFPがどんな分野を勉強しているのかについて説明していきます。試験科目としては以下の6種類に分かれます。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
それぞれ詳しくご説明します。
ライフプランニングと資金計画
家計管理、社会保険、住宅ローン、教育資金、年金など一生を通じて必要な資金がどれくらいなのかについて、計画の立て方を学ぶことができます。
「現状の収支で大丈夫かな」、
「老後のための資金についての考え方は合っているのかな」
などの不安がある方は結構多いのではないでしょうか?
そんな不安を解決してくれるのがこの分野になります。
現状と老後でどれくらいの収入と貯蓄が必要かを考えて計画を立てれるようになることでお金に関しての安心を手に入れることができます。
リスク管理
ここでは定期保険や終身保険などの生命保険、自動車保険や火災保険などの損害保険について学びます。
社会人になった時や結婚したタイミングで生命保険に入ったり、見直しをすることがあると思います。
また、車を買った時には自動車保険、住宅を購入した時には火災保険に入ることになりますよね。
そんな時、保険の知識があると内容の理解も早いため効率よく保険を選ぶことに繋がります。
もし知識がなかったら入った保険が自分が考えていたのと違っていたり、思った保障内容じゃなかったりと予想外の損失を被る可能性もあります。
そうならないためにしっかりとリスク管理の能力をここで習得します。
金融資産運用
この分野では、金融、経済の動きや株、債券、投資信託など資産運用をしていく上で必要な知識を身につけることができます。
「投資はギャンブルだ」
「投資はこわい」
など投資に対して否定的な意見がまだまだ多いのが日本の現状です。
しかし、この分野で投資の基礎を固めることで、投資に対して否定的な気持ちは軽減されると思います。
国が支援してくれている制度であるNISAやiDeCoでも投資商品を扱います。
まだ投資を始めていない方は、ここで学んだ後、NISAや iDeCoから少額で始めてみると良いかもしれません。
長期投資にピッタリの投資信託の選び方をまとめた記事、投資信託のメリット・デメリットをまとめた記事、NISA制度についてまとめた記事がそれぞれあります。興味のある方はぜひ、下記のリンクから見てみてください。
タックスプランニング
「年末調整って何?」
「控除?所得税?」
このような疑問はここで解決することができます。
所得とはから始まり、どのように所得税が決められているのか全体の仕組みを学ぶことができる分野になります。
確定申告や住宅ローン控除、生命保険料控除などの言葉はよく耳にするのではないでしょうか?
しかし、仕組みを理解していない人がまだまだ多いのが現状かと思います。
これらは、全て所得が絡んでいます。
働いて収入を得るとほとんどの場合、所得税を払うことになります。
日本に住んでいるからには、日本の所得の仕組みを把握しておくことが大事です。
生命保険料控除によって、実際どのくらいの金額が返ってくるのかを分かりやすくまとめた記事がありますので、興味のある方は以下のリンクから見てみてください。
関連記事・・・「生命保険料控除とは?どのくらい返ってくるのかまでわかりやすく解説!」
不動産
ここでは、不動産の売買契約、不動産にかかる税金など基本的な内容を学ぶことができます。
不動産を買う前にある程度の知識があると心に余裕ができるかと思います。
また、土地を有効活用する方法や不動産投資についても触れられています。
使っていない土地を所有していたり、まとまった大金がある方は土地やお金の使い道の選択肢が増えるのではないでしょうか。
相続・事業継承
人間の寿命には限りがあるため誰しもがいつかは相続を経験することになると思います。
そこで役に立つのがこの相続・事業継承の分野です。
相続税についてはもちろんのこと、贈与税までも学べますので、できるだけ相続税が発生しない方法なども知ることができます。
必死に働いて税金を払いながら作ってきた資産を、相続によって受け取る際に、莫大な税金をかけられるのはどこか腑に落ちない部分がありますよね。
少しでも相続税がかからないように対策できる知識をここで身につけます。
まとめ
冒頭部分で、結論FPは「お金に関するスペシャリスト」とお話ししました。
この記事を最後まで読んでくれた方はその結論に納得していただけたのではないでしょうか?
FPの知識はあらゆる仕事でも活用できますが、それ以上にプライベートで役に立つ知識だと思います。
そして、日々の生活の中でのお金に関わる不安を解消または低減してくれます。
僕も、プライベートでFPの知識に助けられている部分は多々あります。
3級FP技能士は誰でも受けることができるため、興味を持った方は受験を検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)
以上、ぶっちゃのアウトプットでした!またね〜!!
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