「投資が怖い」→投資の三原則(長期・積立・分散)が解決!

「投資が怖い」→投資の三原則(長期・積立・分散)が解決! 投資関連
「投資が怖い」→投資の三原則(長期・積立・分散)が解決!

NISAが話題だけど投資ってまだ怖いな〜。

投資はギャンブルでしょ?

そんな気持ちをお持ちの方へ向けて書いています。( ・∇・)

こんにちわ、FPネコのぶっちゃと言います。2級・ファイナンシャルプランニング技能士、日本証券業協会・1種外務員資格を取得しています。

今回は、投資にまだ抵抗がある方へ向けて、投資の三原則(長期・積立・分散)の良さについてお話ししていきます。

結論「投資が怖い」投資の三原則(長期・積立・分散)が解決!

この記事を読めば、「投資が怖い」という気持ちが低減され、自分の資産形成に投資を取り入れることができます。

2024年から初まる新NISAを利用して資産形成を行う方もおられると思います。そういった方にも参考になると思います。

NISAについてまとめた記事がありますので興味がある方は下記のリンクから見てみてください。

関連記事・・・2024年新NISAは何が変わるの?ざっくり要点を絞って解説!

投資が怖いのはなぜ?

日本で投資に取り組んでいる人の割合は、全国平均で約30%です。非課税制度であるNISAやiDeCoのおかげで積極的に投資を行う方がどんどん増えてきているのだと思います。

しかし、「投資が怖い」「投資はギャンブルだ」など投資に対して抵抗を感じている方がまだまだ多いのも事実です。では、なぜ「投資が怖い」、「投資はギャンブルだ」と抵抗を感じるのか?

その抵抗の気持ちの裏には、日本人ならではの気持ちが隠れいていると思っています。

それは、「損をするのが嫌だ」という気持ちです。「そんなの当たり前じゃん!」と言われるかもしれません。実際その通りです。

では、逆に、現在投資をしている方達は、なぜ投資ができるのでしょうか?それはある確率を変えているからです。

投資に抵抗がある方は、投資で得する確率と損する確率は同じ1/2として、資産が減る可能性が半分もあるなら嫌だと思っているはずです。であれば、得する確率が増えて、損する確率が減るとどうでしょうか。そう、投資をしている方は損する確率を少しでも減らしているのです。

損する確率を減らすと言っても「どうせ投資の知識、経済の知識を身につけるとかでしょ?」と思った方がおられますよね?それも正解です。

しかし、もっと簡単な方法があります。それが投資の三原則(長期・積立・分散)に準じて投資を行う方法です。投資の三原則(長期・積立・分散)を知ると「投資が怖い」、「投資はギャンブルだ」という投資に対する抵抗の気持ちは和らぐはずです。

投資の三原則とは?

投資の三原則は、以下の3つになります。

長期投資・・・買った投資商品を長く持ち続ける方法

積立投資・・・あらかじめ決めた金額を定期的に投資していく方法

分散投資・・・1つの投資先に限定させず、複数の投資先に投資する方法

長期投資

長期投資とは、買った投資商品を長く持ち続ける方法です。

これには、2つの良さがあります。それは、複利の効果が発揮されることと世界の経済は右肩上がりなのを利用できることの2つです。

複利の効果が発揮される

複利とは、金利の計算方法の1つです。金利の計算方法は単利と複利に分かれます。単利は、元本に対して同じ額の利子が付く計算方法です。複利は、元本に年々増えた利子を加えた分に対して利子が付く計算方法になります。

言葉だけではわかりにくいと思うので、年利10%でそれぞれの利子の付き方の図.1を用意しました。

単利と複利
図.1 単利と複利

図.1を見てみると、単利は、同じ額の利子分だけ毎年増えています。それに対して、複利は、付いた利子も含めて次の年は利子が付いているので、利子自体も増えてトータル的にも単利より増えていることが分かると思います。また、2年、3年、4年と時間が経つにつれて、利子が膨らんでいっています。

つまり、長期で投資を行うことによって、複利効果を発揮でき、資産を膨らませることができるということです。

世界の経済は右肩上がり

実は、株価と経済は深く関係を持っています。簡単に言うと、経済全体が好調になれば企業の業績が伸び、株価は上がるという仕組みになります。もちろん、常に動向が同じと言うわけではありませんが、基本的には同じと考えられています。

世界の1人あたりのGDPの図.2を下記に示します。

世界の1人あたりのGDP
図.2 世界の1人あたりのGDP

引用:世界銀行

GDPとは、国内総生産の略で、その国の経済の見通しを図る目安として利用される指標になります。なのでこの図.2は、世界の経済の成長度合いをざっくり表した図になります。図.2を見てみるとしっかりと右肩上がりに上昇していっています。

では、世界の株式はどうでしょうか?

世界の株式の時価総額の約85%をカバーしている指数の図.3を下記に用意しました。

全世界株式のチャート
図.3 全世界株式のチャート

引用:トレーディングビュー

この指数はMSCIオールカントリーワールドインデックスと言って、世界の株式の代表的な指数です。この図.3を見ると、上がったり、下がったりを繰り返しながらも、右肩上がりの形をしていますよね?短い期間を切り取ると大きく下がっているとこもありますが、やはり、長期で見れば株価は右肩上がりです。

これからも世界の人口は増加していく傾向があり、世界の経済はまだまだ成長すると言われています。

なので、長期で投資を行うことによってこの右肩上がりの力を利用し、損する確率を少しでも軽減することができます。

積立投資

積立投資はあらかじめ決めた金額を定期的に投資していく方法です。結論から言いますと、積立投資をすることによって、投資の知識があまりなくても成績を上げることが可能になります。

投資の成績を決める因子は以下の3つがあります。

・現時点での価格

・自分が購入した平均の価格(平均取得単価)

・量(株数、口数)

これらを式で表すと次の図.4のようになります。

投資の成績を表した式
図.4 投資の成績を表した式

この図.4の式の結果を大きくすると投資成績はよくなります。

投資において株価が上がったり、下がったりのタイミングを確実に読むと言うことは誰にもできません。なので、図.4の価格(現在)の部分は、僕たち投資家からするとどうにもいじれない部分です。じゃあ残りの平均取得単価と量に関してはどうなのか?実は、積立投資によって平均取得単価を下げつつ、量を増やしていくことが可能になります。

5万円をある投資信託に投資するとして、最初に一括購入するパターンと毎月1万円積立購入するパターンの2つを比較した図.5を以下に示します。

一括投資と積立投資の量の比較
図.5 一括投資と積立投資の量の比較

投資信託なので量のことを口と言います。口数だけで見てみると積立購入の方が多いのが図.5からわかります。

積立投資をすることによって、投資対象の価格が上がった時は少なく買って、下がった時は多く買うということができます。

では自分が購入した平均の価格である平均取得単価はどうなのか見てみます。先ほどの図の結果から平均取得単価を出した図.6が以下になります。

一括投資と積立投資の平均取得単価の比較
図.6 一括投資と積立投資の平均取得単価の比較

図.6を見てみると、積立購入した方が、平均取得単価は低くなっています。先ほどの図.4に、量を増やして平均取得単価を下げることを当てはめると、投資の成績を上げることができると思います。

もちろん、必ずしもこのような結果になるとは限りません。しかし、これに長期投資を組み込むと、投資の成績の現時点での価格の部分も上げれる可能性がありますので、より損をする確率を下げることができます。

そして、何より、投資対象の値動きに左右されず積立で投資するだけなので、投資の詳しい知識はあまり持たなくても、投資の成績を上げることができます。

分散投資

1つの投資先に限定させず、複数の投資先に投資する方法です。じゃあ、分散投資をすることでどうなるのか。結論、分散投資をすることによって、一気に自分の資産が減るというリスクを低減できます。

もし1つの投資対象に絞ると、その投資対象の値動きだけで、運用している資産のプラス・マイナスが決まってしまいます。これも簡単な図.7で説明したいと思います。

分散投資の例
図.7 分散投資の例

ここにお椀に乗った卵があり、これを全て運ぶとします。1つのお椀に全ての卵が入っている左の場合、一度落とすと全てが割れるかもしれません。複数のお椀に分けた右の場合だと全てが一気に割れる可能性は低いですよね?

このように自分の資産も複数の投資先に分散することによって、一気に資産が減ることを避けることができます。

分散投資には大きく分けて2つの種類があります。

1つ目は、株式や債券、金や不動産など投資の種類による分散です。

2つ目は、先進国や新興国など国や地域による分散です。

分散については自分判断となってしまいますが、投資信託を利用すれば、1つの商品でも気軽に分散投資することができるので決めやすいです。投資信託について興味があれば、下記の記事も参考になるかと思いますのでぜひ見てみてください。

「投資が怖い」→投資の三原則(長期・積立・分散)が解決!

ここまでの話しをまとめました。

「投資が怖い」

得する確率と損をする確率が同じで、とにかく損をしたくないから

損をする確率を減らせれたら解決するのでは?

→長期投資によって、複利効果を発揮する、世界の経済の右肩上がりを利用する

→積立投資によって、平均取得単価を減らし、量を増やすことで投資の成績を上げることが期待できる

→分散投資によって、一気に自分の資産が減るというリスクを低減できる

→投資の三原則(長期・積立・分散)を用いることによって、投資で損をする確率を下げれる

解決!!

まとめ

今回は、「投資が怖い」方に向けて投資の三原則(長期・積立・分散)が解決してくれるというお話しをさせていただきました。

しっかり投資の三原則(長期・積立・分散)に関して理解していただけたでしょうか?

僕は、資産形成において投資は必要不可欠だと思います。なのでこの記事を読んで、投資に対する抵抗が少しでも和らいで投資に対して前向きになっていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)

以上、ぶっちゃのアウトプットでした!またね〜!!

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